オーク

オーク

ウルグ地方を中心に生活している種族。容姿は豚に似ていて、肌の色は灰色っぽい。

遊牧生活を営み、肥沃な土地を求めて人類の領域にたびたび侵攻するため、人類との関係は最悪である。 オークは人類のことを、他種族を許容しない偏狭な種族と捉え、見下している。 同様の理由でエルフのことも嫌っており、エルフ文化を外面だけ着飾った軽薄なものとして嫌悪している。 そのためか、オーク文化は一切の装飾を省いた自然体を重視しているのが特徴で、 オークが歌う牧歌のほとんどが、景観や情景をありのままに詠っている。

ガウ

ガウと呼ばれる牛を珍重し、ガウの乳や肉、角、毛皮がオーク経済の中心である。 恩賞もガウによって為され、ガウの保有数が経済力の大きさにつながった。 しかし、他種族と取引きするためには貨幣の存在を無視することはできないため、 対外的には貨幣経済市場に参加しており、一部の部族では、恩賞として貨幣を授ける動きも見られる。

オークの社会は部族を軸に成り立っている。生産活動や軍事行動はもちろん、婚姻や養子縁組、出産、葬儀に至るまで、部族の許しが必要である。 部族の意思決定に関しては族長の権限が極めて強く、族長に逆らうことは絶対に許されないとされている。 ただし、族長の決定に反発した部族の構成員が、族長を追放もしくは排除した事例も数多くある。 また、部族には親子関係があり、子部族は親部族の決定には逆らえない。 どうしても従えない場合は、親子関係を破棄しなければならないが、 ここでも、子部族が親部族を屈服させ、立場が逆転した事例がある。 部族は秩序を守る役割を果たしているが、結局のところオークにとって、力こそ正義なのである。

ゴイモ

ボルトゥール地方南部の都市ジモを発祥の地とする種族。身長は低く、目玉が大きいのが特徴。 エルフほどではないが長寿で、平均寿命は160歳とされている。体をモケという黒い服で覆うのが種族の習わしである。

ジモは砂漠地帯で土地が痩せていて、農業には向いていなかったため、富を求めて各地をさまよってきた歴史があり、 行く先々の先住民との衝突を避けるための交渉術を培ってきた。そのため、ゴイモは様々な種族と商売をするようになり、 ゴイモは他の種族から商人としてみなされることが多くなった。

ゴイモ

ゴイモのネットワークとして最も大きいのがジモ商会で、各地に支店を設けて、物流や金融で大きな力を持っていた。 特に金融ではジモ貨幣の発行を担っており、貨幣の安定した品質と、ゴイモの種族としての高い信用度から、ジモ貨幣は多くの種族に利用された。

ゴイモの格言に「小銭を稼ぐために信用を失えば、大金を失うことになる」というものがある。 これはゴイモが、見知らぬ土地で先住民に受け入れてもらうため、代を重ねて信用を築き上げてきたことを表す言葉であろう。

ドワーフ

ドワーフ

かつてカスフレイグル山岳地帯で高度な文明を誇った種族だが、カスフレイグル山岳地帯の鉱山が枯渇したことにより、種族は各地に散らばった。 身長は低いが上半身はがっしりとしていて、採掘や鋳造を得意とする。 酒を好み、他種族よりもアルコールの消化が早いため、アルコール度数の高い酒でも平気で飲む。 むしろ、アルコール度数の高い酒でなければ満足しない者が多い。

文明が滅びたことにより、数多の技術が失われてしまったが、それでもドワーフの鋳造技術は優れたものであり、名のある鍛冶職人は各都市で優遇された。 そして、鍛造技術を学ぼうとする者は種族を問わず、ドワーフの職人のもとで修業に励んだ。

ワング

ザラッド地方を中心に生活している種族。容姿は猫に似ている。

ワング

ザラッド地方のワングはメルキス族。ボルトゥール地方とウルグ地方の境界で暮らすワングはタキロン族と呼ばれる。 メルキス族の一部が新天地を求めてボルトゥール地方に流れ、タキロン族になったとされ、メルキス神話とタキロン神話には共通する部分が多い。 ただし、メルキス族とタキロン族には同種族としての連帯意識はなく、疎遠である。 ザラッド地方は砂漠地帯であり、メルキス族は遊牧生活を営むのと違い、タキロン族は農耕生活を営んでいる。

ウンバ

ウンバ

ウルグ地方に生息する肉食動物。気性は荒いが、主と認めた者に対しては絶対的に服従するため、オークが調教し、好んで乗り物として利用する。 大量の物資を運ぶ際には、ガウがよく使われるのに対し、ウンバは高速の移動手段として用いられる。

体格は馬よりも若干小さく、走る速度は馬に劣るが、持久力はとても高い。 野生のウンバは、この持久力を生かして獲物を執拗に追い掛け回し、獲物が疲れた頃を見計らって一気に仕留める。 狩りは群れを作って行われ、仕留めた獲物は群れのリーダーが食べた後、子供、メス、リーダー以外のオスの順に分け与えられる。

オークによって調教されたウンバは、機動力もさることながら、噛みつき攻撃も仕掛けてくるので、 敵はオークの攻撃とウンバの攻撃の両方に気をつけなければならない。

なお、ウンバルとはオーク語で「ウンバに乗った兵士」という意味である。

ウズ

ウルグ地方に生息する肉食翼竜。体が大きくて力が強く、オーク一体を乗せても飛ぶことができるため、オークはウズを調教して飛行手段として用いた。

ウズ

ウズの性格は獰猛で、主に対しては忠実だが、それ以外の者には敵意をむき出しにするので、ウズ一羽につき乗り手がひとりに限られた。 おまけに、ウズは警戒心が強いため、飼いならすのが難しく、ウズとの波長が合わないと乗り手になることはできなかった。 さらに、ウズが運べる重量はそれほど大きくなく、物資の運搬やオークの輸送には不向きだったため、オークの部族は積極的にウズの乗り手を育成しようとはしなかった。 それでも、情報の収集や伝達では有効な手段であるのに加えて、ウズの乗り手が少なかったこともあり、重宝はされた。

ウズの乗り手が増えるきっかけを作ったのが、スカーバルである。 スカーバルは情報の重要性を理解していたため、ウズの乗り手の育成に力を入れて、精鋭部隊「ウズル隊」を結成した。 これによって、スカーバルは高度な諜報能力だけではなく、上空から敵を一方的に攻撃する手段をも手に入れたのである。 ウズル隊の維持には多額の経費がかかるため、部隊は小規模にならざるを得なかったが、それでもスカーバル軍におけるウズル隊の地位はとても高かった。

なお、ウズルとはオーク語で「ウズに乗った兵士」という意味である。

ガルディア王立騎士養成所

ガルディア王国の騎士を育成するため、エルフ暦前31年に宰相のメリウスが、王都エルファノに設立した機関。 家柄に囚われず、有能な人材を育成することが目的で、身分を問わず騎士志望者を募った。

黄昏戦記

ナタレ5世は貴族や有力諸侯によって担ぎ出され即位したため、自身の権力基盤は脆弱であった。 そのため、国王が影響力を行使でき、かつ能力のある人材を確保するために、メリウスが前面に立って事業を進めた。

メリウスは騎士養成所の存在価値を高めるため、卒業者を人事面で優遇する措置をとった。 これについて多くの貴族が、自分たちの既得権益を脅かされることを警戒し反発したが、メリウスは家格の低い貴族を取り込み優遇する手段をとったので、 しだいに貴族たちも騎士養成所を無視できなくなった。3年の修行期間を終えた卒業者が重要な部署に配属されたことで、 設立から4年で有力な出世コースという認識を持たれるようになった。

養成所に入った騎士見習いたちは、3年の修行期間のなかで、剣術や弓術、馬術といった戦闘訓練の他に、 歴史や文学、政治について学んだ。卒業生は主に国王直属の近衛隊に配属されたが、 官吏に任用されたり、実家の領土に戻る者もいた。

月花の園

ガルディア王国はエルファノの風紀を守るために娼婦宿を免許制として、無免許での売春を禁止した。 月花の園は、王国公認の娼婦宿のなかでも首位にある高級娼婦宿である。

黄昏戦記

来店者は身元を明らかにし、店側が問題ないと判断すると、サービスを受けることができた。 料金は決まっていないので、客は財布を店に預けて、受けたサービスに応じて店側が財布から料金を引き出す仕組みになっていた。 よって、来店者は前もって財布に多額のお金を入れておくことが礼儀とされていた。 また、料金について店に苦情をぶつけることは、恥ずかしいこととされていた。 そのため、利用者のほとんどが財力のある富裕層で、一般の庶民にとっては高嶺の花であった。

娼婦として働く人のほとんどが、借金の形に売られた人たちで、彼女たちは借金を返すために働き、 あわよくば、自分を気に入ってくれた人に借金を肩代わりしてもらうことを夢見ていた。

ウィンデリンの間

人類は死者の魂が、天界にあるフォンツェルクス宮殿に昇ると信じており、 特に武勇に優れた戦士の魂だけが、宮殿内のウィンデリンの間に入ることを許されていると信じられていた。

ウィンデリンの間には英霊が集い、悪魔が天界に攻めて来ても、彼らが悪魔を撃退し天界の平和を守るとされていた。 また、ウィンデリンの間に召された英霊は、地上の戦士たちに加護を与えるとされていた。 そのため、武人にとってウィンデリンの間に召されるということはとても名誉なことであった。

魔術

魔術とは、魔力によって世界に干渉する技術であり、エルフによって編み出されたとされる。 魔術を使うためには呪文を唱える必要があり、魔術師になるためには、生まれ持った魔力に加えて、呪文についての知識が必要とされた。

魔術がエルフから人類に伝わると、魔術は大きく進歩した。魔術構造の解明である。 エルフは、呪文を唱えるという儀式だけで終わっていたため、魔術がどのような仕組みで成り立っているかまでは理解していなかった。 人類が魔術の仕組みを解き明かしたことによって、呪文に頼らず魔術構造を組み立てることによって魔術を行使できるようになり、様々な応用が利くようになった。 そのため、エルフの魔術を古代魔術、人類の魔術を新進魔術と呼ぶようになった。

魔術の進歩に伴い、より強力な力を生み出すことが可能になるのと同時に、魔術が社会に及ぼす影響を懸念する動きも出てきた。 魔術は特定の人にしか使えない強大な力なので、魔術を使えない大多数の人々にとって脅威となりうるからである。 そのため、大魔術師マズラルは、魔術によって人を傷つけたり、人心を惑わしたり、人々を支配してはいけないという「マズラルの誓い」を掲げ、魔術師に自制を求めた。 魔術で世界に歪みが生じることで、自然災害などが発生するという考え方とあわせて「マズラルの誓い」は長きに渡り魔術師が守るべき規範となった。

文学

古代よりエルフ文学は素晴らしいものとされ、人類などは貴人の教養として尊重していた。 王族や貴族にとって、エルフ文学の知識は必須で、エルフ文学に詳しい人が尊敬され、ろくに知識のない人は軽んじられた。

エルフ文学が幅広い種族に浸透するにつれ、自分でも詩や小説を書いてみようと思う人たちが現れ、人類文学などが生まれた。 これらの中には、エルフ文学と比較しても遜色ない名作が散見されたが、社会通念としてエルフ文学が文学の最高位とみなされ、 それ以外の文学はエルフ文学よりも格下扱いされていた。

人類の身分階級

身分階級

人類の身分階級の頂点に立つのが王族である。その下に特権階級の貴族がいる。 王族と貴族の身分は血筋によって決まり、貴族は自らの地位を高めるため、王族との繋がりを大事にしている。

王族と貴族の下にいるのが騎士で、領土支配の正統性を示すため、王族や貴族に取り入っている。 この傾向は、オークとの戦いで重要な役割を担っているシビル川以東の騎士よりも、外的脅威の少ないシビル川以西の騎士の方が強い。 もっとも、シビル川以東の騎士も王族や貴族の権威を重視しており、貴族との婚姻も多く見られる。

最下層に位置するのが平民で、市民や村民がこれに当たる。

カラビナの騎士

バンピルブ戦争以前は、シビル川以西の騎士にとって、形式を重んじる正々堂々の戦いが主流だった。 これに対してカラビナ地方は、人類にとっての宿敵であるオークとの戦いの最前線であったため、形式よりも実利を重んじる戦いを繰り広げてきた。 そのため、カラビナの騎士は自分たちが過酷な戦場を戦い抜いていることを誇りに感じていた。

黄昏戦記

バンピルブ戦争が始まって、シビル川以西がオークの侵攻を受けると、これまで形式にこだわってきた騎士たちは、 問答無用で攻めてくるオークを相手に戦いのあり方を見直さざるを得なくなり、それまでオークと戦い続けてきたカラビナの騎士の戦い方を見習うようになった。

それでも、シビル川以西の騎士のなかで、特に家格の高い者のなかには、旧来の形式を重んじる戦い方が正しいという意識が残っており、 カラビナの騎士の戦い方を邪道だと見る傾向があった。

人類の兵制度

領地の治安、防衛については、騎士団が中核を担っていた。そして、騎士団を構成する兵士は募兵によって集められた。 兵士になると、税負担が免除される他、負傷によって退役した後の生活保障、戦死した場合の家族への生活保障など、様々な面で優遇された。 さらに活躍しだいでは、騎士に取り立てられる可能性もあった。

黄昏戦記

兵士になるための条件として最も重要なのが、領民であることだった。 領民であることを証明するためには、市民なら市民名簿への記載の確認で済み、 村民なら村の身分証明書が必要であった。市民名簿はごまかしが効かないが、 村の身分証明書については、偽造して他国の人間が入り込んだり、 村がお金をもらって、村民でない人間に身分証明書を発行することもあったらしい。

身元審査が済むと、次は適正審査になる。審査基準については人によってまちまちだが、 体格がよくて、運動能力が高い人物が好まれる傾向にあった。適正審査に合格することで、ようやく兵士になれたのだ。

なお、兵士になるということは、騎士の所有物になることを意味した。 そのため、騎士の意向に反して兵士をやめることはできず、逃亡は処罰の対象となった。 また、騎士同士での兵士の貸し借りや、贈与も行われていた。

傭兵

人類の社会では村の独立性が強かったため、徴兵による戦力増強は難しかった。 そのため、国家間もしくは種族間の紛争では、傭兵が即戦力として重宝された。 傭兵になる人の多くは土地を持たない平民で、戦闘に参加して得られる報酬で生計を立てていた。

傭兵が戦闘に参加する場合、傭兵団を結成したり、既存の傭兵団に加入するなどして、団体で参加を表明する必要があった。 報酬額は傭兵団の兵力に応じて、雇用主と傭兵団の交渉により決められ、戦闘終了後に戦績に応じた追加分も含めて支払われるのが一般的であった。 そのため、戦績の評価をめぐって雇用主と傭兵団がもめることが多かった。 さらに、自陣営が敗北すると、場合によっては報酬が手に入らないこともあったため、傭兵の収入は極めて不安定であった。

黄昏戦記

傭兵が生計を立てていく手段として、紛争における戦闘行為の他に、人や物資の護衛という選択肢もあった。 これは商会のお抱え傭兵団となることで、比較的安定した収入が見込めた。 ただし、商会のお抱えになれる傭兵は一握りにすぎなかった。

シビル川以東はオークとの戦いの最前線ということもあって、それなりに傭兵の需要もあったが、 シビル川以西は傭兵が必要とされる場面が少なかったため、盗賊となる傭兵が数多くいた。 そのため、東西の災厄について「東のオーク、西の盗賊」という言葉がよく使われた。

人類の養子縁組

王族の血は冒さざるものという認識があったため、養子を取ることはまずないが、貴族や騎士、平民では養子縁組が散見された。

貴族や騎士は家名を残すために養子を取ることが多かった。この場合、家長によって認定されるだけでなく、 王や主君の許しが必要であった。

黄昏戦記

平民は遺産相続がらみで養子縁組をする他、身寄りのない子供を引き取るために養子にする事例などもあった。 平民の養子縁組は比較的自由であったが、権利関係の問題がからむ場合、養子の正当性をめぐって領主や村が介入することもあった。

エリオスがアルブレント家の養子になった事例を見てみると、たとえレイオ=アルブレントの妻であるフィアが認めたとしても、 家長であるレイオ=アルブレントの許しがない限り、養子にはなれない。 ただし、エリオスがフィアのことを「母さん」と呼ぶこと自体は、本人の承諾を得ているので何も問題はない。 養子縁組を勧めたジョバンが、この点をどこまで理解していたかは不明だが、これによってエリオスの運命は大きく動いたのである。

シビル川以東の人類における領主と領民の関係

土地に関する法律は整備されていないが、基本的に土地は個人の財産とみなされている。 領主の御膝下である都市の土地は領主の所有物で、都市に暮らす市民は土地を領主から賃借するかたちで、領主に土地税を払っていた。 一方の農村は、村が村民の土地所有を認めれば、土地はその村民の所有物となった。 そのため農村は、領主から半ば独立した存在であり、農村内のトラブルについては農村で対処し、領主が首をつっこむ事はほとんどなかった。

農村が領主に求めたのは、外敵からの保護であった。 ソルビナ・カラビナ地方では、絶えずオークの脅威にさらされていたため、 オークから身を守るためにも、領主が抱えている騎士団の力が必要不可欠であった。 農村は領主に守ってもらう対価として、租税を納めていたのであった。

黄昏戦記

レイオ=アルブレントが領民を避難させた際、農村の独立性ゆえに、強制的に避難させることができなかった。 そのため、村の備蓄の徴収を含め、農村を説得しなければならなかった。 結果として、およそ2万人いるとされていた領民のうち、実際に避難したのは8割ほどで、 残りの2割はそのまま農村に残ったらしい。

もっとも、領民の避難が実現したのは、ビルモーテ村の惨劇をはじめとするオークの脅威はもちろんのこと、 レイオ=アルブレントが築き上げてきた領民からの信頼があってこそであろう。 農村が領主の命令で土地を手放すことなど、普通は考えられないことで、それほど農村の独立性は高かったのであった。

シビル川以西の人類における領主と領民の関係

黄昏戦記 シビル川以東と同様に、土地は個人の財産とみなされ、領主と領民の関係もシビル川以東とさほど変わらない。 ただ、オークの脅威にさらされているシビル川以東と違って、シビル川以西は外的脅威が少なかった。 せいぜい盗賊の存在が治安を脅かす要因だが、規模としてはオークの比ではなかった。

シビル川以西の騎士は租税を確保するため、農村を守る資格をめぐる争いを幾度も繰り返していた。 多くは他の領主による農村の引き抜きが発端となり、交渉で解決しなかった場合、決闘や戦争にまで発展した。 なかには、農村が重税に苦しみ、自ら進んで領主を乗り換えることもあった。

ソルビナ王国とラデナ公国の関係

ラデナ公国はソルビナ王国に従属するかたちをとっているが、実質的に対等な関係だと捉えてよい。 ソルビナ王国とラデナ公国の同盟関係は長きに渡り、ソルビナ国王がカラビナ地方開拓のため、家臣を派遣したことから始まった。

黄昏戦記

カラビナ地方はオークとの戦いの最前線となるため、ソルビナ王国にとってラデナ公国は対オークの防壁のようなもので、とても重要な存在であった。 だからこそ、ソルビナ王国はラデナ公国を従属国ではなく、同盟国として接してきたのだった。

ラデナ公国の公王・レイオ=アルブレントは、公国の諸侯から盟主に選ばれた後、 ソルビナ国王バーラス3世から爵位を授かり、公王となったのである。

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